活かせない in vain

お世話になっております、大阪出張所の田坂でございます。

降水確率30%の昼下がり、ワタクシはと申しますと、間違いなく折り畳み傘を持参するタイプでございますし、なんとなく両生類っぽいので、こんな季節でも割と平気でございます。

先日のことでございました。

ワタクシがいつもより豪華な425円もするハンバーグ弁当を小粋にチンしておりましたところ、急に上司のお供でお取引先に出かけねばならない用事が入ってしまいました。

急いでおりましたので、外の小雨模様に気づかず、ワタクシも上司もバッグ一つで飛び出しました。
もっともワタクシは、折り畳み傘を持っておりますから、サッと取り出せば済む場面。しかし上司にはそんな手持ちがございません。

ワタクシはやむを得ず、タクシー乗車を具申する趣旨で、「雨も降っていますから」と切り出しましたところ、上司から出たのはまさかの「走るか?」発言。

ワタクシはまだ425円のハンバーグ弁当の消費税分さえ口にしていない、腹ペコげっそり丸状態。加えて、傘を持ってるのに雨の中ランニング。強まる雨足。効き過ぎた冷房の公共交通機関。下車。そしてランニング。到着。先方、不在。

見るからに体調が悪そうなワタクシを気遣い、先方が煎れてくださった温かい緑茶には、ただ空しく、茶柱が立っていたのでございました。

みなさま、ワタクシのことはよいので、どうぞ素敵な夏をお迎えくださいませ。

以上、取り急ぎ失礼いたします。